今年は予報通り残暑が厳しかったですね、10月に入って少しずつ涼しくなってきています。
今回はテニスの試合でよく使われるフレーズについてお話しさせていただきます。
ゲーム前にトスをして立ち位置を選択するときに「コートはこっち」
また、1ゲーム目が終わって「コートチェンジだね」と言っていませんか?
「コート」といえば「3番コート」または、「Aコート」というように各コートを表し
ネットを挟んだ左右は「エンド」と言います
主審が試合開始前に選手紹介をするとき、こんな例があります
「先ほどのトスの結果、A選手がトスに勝ちエンドを選び、B選手がサーブを選びました」
「コートチェンジ」ではなく「エンドチェンジ」が正解です。
ノーアドバンテージのゲームで、3ポイントオールになったらサーバーは何て言いますか?
以前はノーアドのデュースは通常の「デュース」と区別するため
「フォーティ・オール 40-40」と言ったそうですが1年足らずで中止されたようです。
(ルールブックに「フォーティ・オール」の記載はありません)
国内の試合でも主審は「デュース ディサイディング ポイント レシーバーズ チョイス」とアナウンスします
セルフジャッジでは日本語で「デュース、サイドは?」あるいは「デュース、どっちですか?」とアナウンスしてはいかがですか?
もちろん、ミックスダブルスの場合はサーバーと同性のプレーヤーがレシーブします(レシーブの陣形はそのままで)
対戦相手に「デュース、サイドは?」と聞かれ「フォアサイドで」または「バックサイドで」と答えていませんか?
レフティ(左利き)の私としては左右反転するので違和感があります
「デュースサイド・アドサイド」またはサーブコートの左右で「ライトコート・レフトコート」
と答えてはいかがですか。
「バックサイド」は英語の汚い言葉で「ケツ(お尻)の穴」だそうです
もし、周りに英語圏のプレーヤーがいたと思うと・・・赤面してしまいます
「奥様、お気をつけあそばせ」
次回のテーマは「セルフジャッジとは」です。
セルフジャッジの心構え、クレームの多い対戦相手への対応などをお話しさせていただきます。
南郷 裕美子さん(左) 鈴木 達子さん(右)
おめでとうございます!
今月もここまでお読みいただきありがとうございます。
これからもご愛読のほどよろしくお願いします。