先日の大会で「どうしたら勝てますか?」と、救いを求めるような眼差しで聞かれました。
大会に参加する選手なら誰しも「勝ちたい!どうやって?」と自問自答するのではないでしょうか。
コーチ業を長年してきて、レッスンでは生徒さんと向かい合い、個々のアドバイスをしてきました。
そのアドバイスはその生徒さんのためにフォームや打球、コースなどのレベルアップを目的としたものです、生徒さんはその一言を信じ、自分自身を向上させようと努力を積み重ねています。
でも、残念ですがそれだけでは勝てません!
勝つにはまず、対戦相手を観察することです。(データを集めましょう)
一般の試合は1セットマッチが多いですがその前半の4ゲーム終了まで(ダブルスで4人全員がサーブするまで)に対戦相手をよく観察することです。
私たち一般プレーヤーはエースショットよりエラーでポイントが左右されることがほとんどです。
スクールで仕入れたショットで勝負してもナイスショットは長続きしません、それよりいかに相手よりミスを無くしてポイントを取るかです。
「ミスを無くす」=「相手にミスしてもらう」=「ミスを誘う」
前半の4ゲームまでに相手の弱点を2~3個見つけて攻め続ければいいのです。
例えば、相手が小柄でロブケアが苦手なら、ずっとロブを上げていれば勝てると思います。
相手のフォアハンドストロークが返球できないほど上手かったら、そのフォアを打たせないように配球すればいいのです。
相手の十八番を披露させない工夫が大切です。
相手を観察、分析、行動、そして結果を出す。
そのために打たなければならないショットをコーチに習ってください、今日からテニスノートをつけましょう!
チーム「モンステラ」
小林さん、谷口さん、一村さん、若林さん
チーム「マクラーレン」
大橋さん 島田さん 坂本さん 榎本さん
5月は該当者なし
チーム「チームサン」
高木さん 谷川さん 五十嵐さん 吉川さん
最後までお読みいただきましてありがとうございました。