「セルフジャッジとは」
審判が存在せず、プレーヤー同士でジャッジを行うルールのこと。紳士的であることが重視される。セルフジャッジを原則とするスポーツとしてゴルフ、カーリング、アルティメットなどがある。他の競技でも、単に審判が用意できないためにセルフジャッジで行なう場合もある(テニスに多い)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/セルフジャッジ
wikipediaさんにもしっかりと記載されているようにセルフジャッジとテニスにはとても深いつながりがあるようです、そこで今回はセルフジャッジについて書いていこうと思います。
1.みなさまお分かりの通り、ネット手前の自分側コートのジャッジに責任を持ちましょう。
2.サーブの順番が回ってきたら相手にわかるようにカウントをコールしましょう。
3.はっきりとした大きな声とハンドシグナルを使用してジャッジしましょう。
4.判定が難しい場合やボールを見失ってしまった場合は相手有利の「グッド」です。
草トーナメントや大会などで、選手から質問を受けることが多いものを選びました。
・解決方法
ボールが転がってきたら・・・「レット」を速やかに掛けましょう。
声が出れば「タイム」「待って」「ストップ」でも構いません、「妨害」と判断しポイントのやり直しになります。
止めたポイントは1stサーブからとなります。
ただし、「レット」をかけても下記2例は「レット」は取り消されポイントは成立します。
① 「レット」と言う前に打たれたボールが、アウト(又はネット)した場合
② 「レット」と言う前に打たれたボールが、明らかにウィニングショット(又はエース)の場合
なぜかというと「レット」を言う前のショットは妨害にあたらないからそのボールの行方は有効になります。
☆ポイント!
1stサーブをフォルトし、2ndサーブのモーションの前に転がってきたボールは「妨害」にはならず2ndサーブからプレーを再開します。
2ndサーブの前にボールが入ってきたらインプレー中ではないので「レット」ではなく「ウエイト プリーズ」もちろん日本語で「ちょっと待って」とサーバーに伝えましょう。
・解決方法
一度わからなくなってしまうとポイントは時間をかけても思い出せないものです、そこに時間をかけてはもったいないですね。
そこで双方のプレーヤーが合意できるスコアまでさかのぼり、それ以降は双方が合意できるポイントをプラスして再開しましょう。
不明なポイントは取り消し無かったことにします、大会スタッフを呼んで解決してもらうと次のポイントを気持ちよくスタートできるのでおすすめです。
A | B |
0 | 15 |
15 | 15 |
? | ? |
? | ? |
上記のような状況でBがポイントを取り、Bは 「Game!」Aは「デュース!」と意見が分かれたら
「?」のポイントは無かったことにしてA15-30Bから再開です。
・解決方法
ネットより自分側のコートをジャッジするのがセルフジャッジです。
相手のジャッジを尊重しましょう。
しかし、ゲーム中に何度も不審なジャッジをされたら相手に了解を得て大会スタッフを呼んでください。
第三者にしばらくゲームを見守ってもらうことで不安も解消されるはずです。
☆ポイント!
相手から「えーっ、今の入ってるでしょ!ほら、そこのボール跡!!」 などと言われた場合は、「クレーコートのみ」ボールマークの確認ができます。ここ重要です。
その他のサーフェイスでは「クレーコート以外はボールマークのチェックを行うことはできません」ときっぱり言いましょう!
ライン際のボールほど自信をもって素早くジャッジすることが大切です。
以上が「セルフジャッジ時のどうしたらいいかわからない!」ベスト3でした。
実際の大会中など不明点などが出てきた場合は大会スタッフに対応してもらいましょう。
左 藤田さん 右 田村さん
おめでとうございます!
今月もここまでお読みいただきありがとうございます。
これからもご愛読のほどよろしくお願いします。